定植

　19日から始めた長芋植えはもう半ばを折り返し最後の追い込みに入っている。が、ここへ来て久しぶりの雨模様になった。
　雨が降り出したのは丁度お昼頃だった。出面さんも息子達ももう午後からはできないと勝手に判断しているようだった。だが降りはそんなに強くない。畑はまだ乾いているから機械が動かなくなることもない。長芋にとっても湿った土に植えるより今植えた方がいい。午後1時、「やるぞ！」と言う私に笑顔を返してくれる者はいなかった(・・;)
　結局1往復した午後3時頃から雨脚が強くなり中止したんだが、こうして少しでも仕事を進めることができたのはありがたいことだと思う。「人事を尽くして天命を待つ」…農業という生業はこの言葉に尽きると思う。知恵を絞って体力惜しまずやれるだけのことはやろうじゃないか。自然の力を信じてがんばろうじゃないか。それでも不作になったらしかたがない。この点、息子達にはなんとしても学んでほしいところだ。