視察される

 今までめったにあることじゃないんだけど、今日視察された。長野県農業大学校の先生と生徒さんたち総勢48名が、ウチの長芋畑にやって来た。

 足にレジ袋を履いてバスから降りてもらった後、JAのN氏から和稔じょを中心とした幕別の長芋生産について説明がされた。その後畑に入って見てもらったんだが、皆熱心に質問してくるのに驚いた。「こんなに広い畑にどうやって植えるのですか」「和稔じょのいいところはどこですか」「なぜこんな色の(オレンジ色)マルチを使っているのですか」…。
 だいたい一時間ぐらいだったろうか。あっという間であった。老齢化や後継者難と言われているが、こんな若い力が育っている長野県農業の前途はまんざらでもないんじゃないか、と嬉しくなった。