インセンティブ

 あるブログでおもしろいと言って紹介されていたので「出社が楽しい経済学」を紹介する。NHK教育の番組だ。毎週土曜夜11時から。今晩はその四回目なので観ようと思う。

出社が楽しい経済学

出社が楽しい経済学

今日、本屋で偶然それを解説してる本を見つけたので買ってきた。今日のテーマは「インセンティブ」、意欲刺激とか誘因などと言う意味の経済学用語だ。さてどんな内容なのか…


追記(2/1 0:30)
 ちょっとおちゃらけだったけど勉強になった。
さて自分の身の回りにあてはめてみた…農業経営におけるインセンティブ
1)前年に儲かった作物は次の年に作付面積がどっと増える。
2)隣の農場が買った農業機械を自分も欲しくなる。
 …ちょっと意味が違うかなぁ(^^;;。 


追記(2/1 11:30)
 もう放送が終わった回はどんな話だったかというと…(観たわげじゃないけど)
 一回目…「サンクコスト」  「覆水盆に返らず」ということわざがあるけど、もう取り返しのつかない費用のことをサンクコストと言うそうだ。春にやる肥料代、作業にかかる人件費など作物を栽培するのにかかる費用はほとんど全部サンクコストになると思う。
 経済学では、元を取ろうとしないで望みのない事業にはきっぱりと手を引くことも必要だ。などと説いているが、農業はそうは行かない。
 出来秋にはそれまでにかけたコストがどうであれ、とにかく収穫することに専念することが大事だ。

 二回目…「機会費用」   ある畑にAという作物を植えずにBという作物を植えた。もしAを植えた場合に得られたはずの利益を、Bを植えた時の費用に加える、という事かなぁ。二者択一の経営判断を迫られた時は有効な考え方かも知れない。

 三回目…「比較優位」   どの作物をどれだけ作付けするかと言った経営計画を立てる上でこういう考え方はおおいに参考になるのではないかと思う。畑の全部に一番儲かりそうな作物を植えればいいってもんじゃない。
今は価格低迷してマカタしない作物でも将来へ望みがある作物もあるだろう。