かんこ?

 そろそろビートを掘り始めることにしました。始めに畑の端を手掘りします。その時に使っている道具が写真です。

上が、刃先に爪がついたビート専用のタッピングナイフ、これでビートをひっかけて持ち上げ葉を切り落とします。下の、牛のツノ状なのは、今85になる父が「かんこ」と呼んでいたビートにひっかけて引き抜く道具です。ビートは戦時中から奨励された作物で駒畠でも栽培されていました。その頃(昭和20〜30年代)の収穫は全部手作業だったそうです。これらの道具はその頃から使われているもので、今でも便利に使っています。50年ぐらい使っていることになります。かんこというのは父がそう呼んでたというだけで、本当の名前はわかりません。