センチュウ検査

cannon2014-11-02

 長芋掘りが終わった後では地面がシバレてしまうので、今のうちに、来年馬鈴薯を植え付ける予定の畑を歩いて土を採ることにしました。20歩ごとにちょっとずつ採りながら畑中を歩きます。これは、芋にとって致命的な虫「シストセンチュウ」(参考文献はこちら)がいないことを確認するために、うちのJA全体で実施されていることです。
 いっぺんそれが発生すると芋は大減収、その畑の土からセンチュウを根絶することは並大抵のことではなく、その土は他へ移動することは厳禁となり、靴、タイヤ等徹底した消毒が必要となります。近隣地域に大きく影響し、場合によっては馬鈴薯の産地を返上することにもなりかねません。
 採った土をJAへ届けてからしばらくして「異常なし」の結果が出れば、はじめて安心して馬鈴薯を作付けできるんです。