名前の由来
昔若い頃に集めた切手の中に「昭和大礼」の記念切手があります。
昭和3年11月10日、昭和天皇の即位の礼が行われた日です。私の父はちょうどこの日に生まれました。めでたいその日を記念して「喜典」と名付けられた、と父が言っていました。
昭和の時代はそのまま親父の時代と言ってもいいくらいです。戦前の子供の頃、青年の頃、そして戦争を経て、就農、馬耕からトラクターへの過渡期を渡り、母を早く亡くし、祖母の長期介護まで。その人生は波乱に満ちたものだったように思います。
今、令和への改元の時、改めて父へ敬意を表したいと思います。
町議選を終えて始まった我が家の春耕期はまだまだこれからです。ビートを少し植えただけで雪に降られました。畑が乾いたらまた動き出します。
写真は、近くにいたおしどり夫婦と昨日のえな。表紙はおっかあが撮ったベニマシコ、夏の鳥がやってきています。