硫黄の香りに包まれて

cannon2006-06-17

 十勝から川湯の道中は行きも帰りもずっと雨だった。阿寒、屈斜路・摩周もどこに寄ってもしかたない。硫黄山で土産物を買っただけだ。珍しく雨が止んだ今朝泊まったホテルを出てデジカメ片手に散策してみた。独特の風景がおもしろかった。

ホテルの目の前に小さな川が流れていた。川底は濃い緑色で湯煙が立ちこめる。硫黄温泉そのものであった。向こうの足湯を通って流れてくる。

高山植物のひとつイソツツジが満開だ。硫黄山にはこのイソツツジの大群落があり晴れてればと思ったものだ。向こうに見えるのが私たちが泊まったホテル。

アカエゾマツの大きな自然林の中の道を歩いてみた。ゴゼンタチバナの群落である。オッカアが感動しているところをみるとどこにでもある植物ではなさそうだ(^^;;

土産物店が並ぶ商店街。北海道の温泉町の風情。木彫りのフクロウやニポポが店先に並んでいる。
 雨降りになってしまった川湯行き。山や湖の風景は見られなかったが私なりに楽しめたように思う。教訓…雨が降る時は古い(壊れても惜しくない)デジカメがいい(^^;;