バイオキーパー

 JAとの契約で「とうや」と「メークイン」の特別栽培をやっている。農薬は10成分以下でなければならない。芋には軟腐病(ナンプビョウ)という病気がある。地上部が腐って枯れていく病気だ。今まで一筋縄でいかなかったこの病気にたいして、今年初めてバイオキーパーという微生物防除剤(農薬ではない)を使ってみた。バイオキーパーはこのような減農薬栽培に適している。
 水に溶かしたら微生物が充分に増殖した24時間後ぐらいに散布するのがいい。それも作物が湿っていなきゃならないという。だから雨の予報を聞いた夕べから薬液を作っておき、今日午後4時頃散布した。その後うまい具合に雨が降ってきたので胸なで下ろす。
 タイミングを選ぶのが非常に難しい、使いにくい防除剤だってことがわかった。