お疲れ様…

 長崎庵主のお母さんが亡くなった。突然の事だったそうだ。今日葬儀が執り行われたところだが、庵主の悲しみはいかばかりかと心が痛む思いである。
 百姓(笑)庵についても影から応援してくれてたそうだ。庵主へ…この悲しみを乗り越えて、農業にそば屋さんにがんばっていってください。

 写真は今日の百姓(笑)庵のコブシの花。お母さんとの別れを惜しむように、いつも以上にたくさん花をつけていた。

 ここで庵主のご会葬お礼の文を紹介したい。



お疲れ様 何も心配せず ゆっくり休んでください
 一緒に涙してくれ、一緒に怒ってくれる。そんな優しい母でした。農家として父と共に働き、内助の功で家族を守り支えてくれた働き者の母…。突然訪れた別れに、何も言葉になりませんが、今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
 母 ふみ子 は、平成二十二年五月十七日 行年八十六歳の生涯を終えました。


 晩年は、ゲートボールに心傾け、お仲間方と楽しんでおりました。毎年、この季節になると野菜の苗を植えていた母。ふと庭に目をやれば、今もせっせと土いじりをする母の姿があるような気がしてなりません。孫やひ孫には優しい優しいおばあちゃん。一緒に過ごせる時を、いつも心待ちにしており、孫達を見守る眼差しはあたたかく、いつも柔和な微笑みが溢れていたものです。
 面倒見のいい人でしたので、自分のことより家族のことばかり心配していた母…。分かれる寂しさが募りますが、今は何も心配せずゆっくり休んでくれるよう願い、旅立ちを見送ります。
 生前賜りましたご厚情に、家族一同心より感謝申し上げます。本日のご会葬 誠にありがとうございました。