メリークリスマス

　漢字検定協会が公募し、清水寺の貫主が揮毫する今年の漢字、2014年は「税」でしたね。
　自分だったら何を選ぶかと言うと…、迷わずこれです。…「老」！
　今年はめっきり弱ってしまった父のことが頭を離れない一年となりました。つくづく「老い」について考えさせられました。食べられるということのありがたみ、排便排尿の大事さを感じたり、その向こうにある「死」の事を考えたりする一年でした。無事にまた歳を越せるのが不思議なくらい…。写真は10月にやった父の誕生祝いの模様です
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　また、今年は出面さんの係になり、ここ何年もずーと来てもらっているおばちゃん方でほとんどが後期高齢者、体調を気遣いながら仕事の配分をしてました。しかしながら若い者が嫌がるような農作業でも根気よく黙々と続けるみんなに頭が下がる一年でしたね。
　そしてついに自分も還暦を迎え、子供や孫たちから長寿を祝ってもらったのが10月の事です。年金受給だの経営移譲だの、そんな事が気になるようになりましたね。
　世間では、少子高齢化が進み、介護、医療、年金の負担は重く、その上過疎化限界集落化で地方は疲弊、…年老いる日本列島、とでも言える昨今です。田舎を襲う豪雨、豪雪で被害受けるのも老人ばかり。何百億もの振り込め詐欺被害、今じゃ加害者も老人らしい。歯車のまわり方が狂っているよう。根本から流れを変えなきゃ克服できなさそうです。