たまには勉強

cannon2016-03-16

 昨日、帯広畜産大学の講堂で開かれた畜大とカルビーポテトの共同研究の発表会に行ってきた。
 馬鈴薯のカルシウム施肥に関する研究だ。馬鈴薯の反収は欧米に比べて日本は少ないとのことだ。圃場間差、個人差が大きいとのこと。それをどう克服するか、その方法の一つとして三要素を減肥したうえでカルシウムの施肥をしようという話だった。

 口調はっきりして聞きやすくわかりやすいプレゼンテーションでよかった。ただ、農協や公の機関主催の講習会と違って、説明資料がないこと、撮影禁止だったことに驚いた。この年になると頭から入ったことはすぐに出て行ってしまうのでなかなかつらい。
 講師が最後に次のように言った。「試験結果では…(略)…という結論が出た。一般の企業であれば間違いなく、すぐにでも取り入れる技術だ」…、わかり切っていることをなぜに実行しないか、といういらだちを感じているってことが伝わってきたね。