紀信展

 帯広美術館でやってる篠山紀信展を観に行ってきた。
 暗幕で囲われた大きな部屋の四方に、とても大きくプリントされた作品が浮かび上がっている。まずその作品の大きさに度肝を抜かれた。幅1.2mぐらい高さ3mぐらいの用紙を横に3枚とか5枚とかつないで大きな一枚の作品にしている。おまけに写ってるのはみな有名人だ。見せ方がずるいね。
 大相撲と題した作品があった。1995年の大相撲関係者、横綱から幕内、序の口までの力士、相撲部屋の親方衆、行司ら、1150人、それが一枚の写真に納まっている。これも大きな作品だったんだけど、その中のすべての人の顔にピントが合っているのには驚いた。とても印象深い作品だった。
 紀信展は26日まで。

 
美術館へのエントランス と 今日買ってきたカメラ雑誌の1ページ。