思わぬ十勝の台風災害

 台風10号接近に伴う大雨で十勝は大きな被害を被った。住宅の浸水は1市7町村で400棟を超えるとか。芽室、新得、清水の被害は大きいのだが、ほとんど報道されてない幕別町も浸水被害が大きかった。(こちら)
 幕別町北部の十勝川に近い一帯で発生し、住宅はもとよりレタスなど野菜やタマネギが流されるという大きな被害となった。駒畠や他の地域でも少なからず大雨や強風の影響を受けた。農業被害の規模はまだ調査中ではっきりわからない。史上最悪になる公算も大きいと思う。
 下はウチの長芋畑(今もまだ水は抜けてない)と大豆畑(倒木が今日やっと片付いた)
 
 また、札幌方面と十勝を結ぶ国道、鉄道が寸断された。
 札幌との行き来には必ず通っていた道が無残にも崩落している写真など見るととても残念でならない。
 復旧にはかなり時間がかかるとのこと。これから十勝は収穫期になる。輸送繁忙期だ。経済的な打撃は計り知れない。





 長崎庵主から、次のメッセージが届いている。

十勝は、6月中旬から不順な天候が続き、各作物の生育にも影響し、出来秋が心配な状況でした。
そこへ今度は、台風が続けざまに来襲し、大きな被害をもたらしました。住宅が浸水した方々、畑を失った方々、あるいは作物に大きな被害が出た方々に、心よりお見舞い申し上げます。

駒畠は、そのような大きな被害ありませんでしたが、ソバやジャガイモなど、これからの収穫作業に苦労する見込みとなっています。

百姓(笑)庵にも被害はなく、これからも営業を続けてまいります。皆様の笑顔に会えることを楽しみにしています。

今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

百姓(笑)庵  庵主  長崎 勉

 秋の繁忙期だけど、焦ることなくやれることを粛々とやっていきたいもんだ。後片付けや復旧に携わる人々には、ときにはそばでも食べて、健康に気をつけながら、がんばってほしい。