文化的な一日

 百姓(笑)庵の常連の一人、五味和男さんのことは何度も取り上げてきました。→こちら
 その方の水彩画展が、今、弘文堂画廊(六花亭3F)にて開かれています。五味さんが2002年、東海道五十三次をスケッチしながら徒歩で廻った時のその水彩画の一枚一枚がそのまま展示されています。今日はそこに行ってきました。
 
 五味さんにお会いできました。17年前に描かれた原画そのものを見ながらその当時のお話を聞くことができたのはよかったですね。皆さんも是非ごらんください。
 それより先、帯広駅地下の「道展」にも立ち寄りました。人の背丈ほどもある大きな油絵など迫力のある絵画が並んでいます。圧倒されましたね。写真展もこのぐらい大きくプリントすればもっと注目されるんだろなと思いました。
 
 そして最後は帯広美術館で開かれている「松浦武四郎展」に足を運びました。幕末期、当時の蝦夷地をくまなく探検し、北海道の名付け親として知られています。のちにその足跡となる地図を残しているんだけど、そこには北方四島だけでなく千島列島全部と樺太南部まで詳しく描かれていました。それらを領土としてしっかり守ることができずに今日に至っていることはとても残念に思いました。
 それはそうと、会場がとても暖かだったのが気になりました。25℃以上はあったように思います。展示している資料にはこれぐらいの気温がいいのでしょうか。