十勝のタンチョウ

cannon2006-10-03

 バードウォッチングに興味持ち出した頃から南十勝のあちこちでタンチョウが生活してることを知ったんだけど、近年その数が増えているような気がする。
 ↓これは10/1の朝、豊頃町十勝川河畔に二羽。

 ↓これは今日。同じく豊頃町のさらにこっち側。二つがい四羽を確認した。

 これらのタンチョウのうちかなりの数が十勝で越冬しているように思われる。冬の間も酪農家の庭先などで餌を採ってる姿を見かけることがあるからだ。このまま増加していくと農作物などの被害が多くなると心配し、大規模に給餌を始める者も現れそうな気配だ(以前十勝にも給餌場をつくるという噂を聞いた)。タンチョウを一箇所に集めれば観光の振興に一役かい町おこしにつながる(ハクチョウと同じように)。
 だが、私はできることならほっておくのがいいと思う。見て見ぬふりをしてあたかもそこにタンチョウがいないかのように振る舞う…一羽が何らかの理由で死んだとしても騒がないこと。まして行動を観察すると言って足輪をつけようとしたりしないこと。大昔は渡り鳥だったというタンチョウだから、もっと南に渡って越冬するのが自然だろうと思う。