ギョーザ中毒事件

cannon2008-02-07

 冷凍のギョーザを食べた子が意識不明の重体だ、と言う第一報を聞いてもう一週間を過ぎた。なかなか真相が明らかにならず、いろんな方面へ風評被害が広がっているような状況だ。冷凍食品というだけで国産であっても客足が遠のいているようだし、中国産のものを積極的に買おうとする人はほんとに少なくなっているように思う。また、こんなニュースまで流れてる。チャイナフリーへの動きも出てくるのかも知れない。一方で、農薬に対する世間の目はより厳しいものになるんじゃないかとも思う。

 現在のところ、人為的な毒物混入事件である可能性が強い、というところまでわかった。工場の袋詰め前に入れられたのではないか、と推測されている。
 今回問題になった「CO・OP手作り餃子」は40個入りで売値は298円だったそうだ。一個7円45銭だ。この中に材料費、加工賃、人件費、運賃、関わってるいくつもの会社が受け取るマージンなど全部が入っているんだ。安すぎると思わないかい?。中国産だからここまで安くできるのだろうかね。
 中国と国内の会社双方の「コストを抑える気持ち」があまりに強かった、のがこの事件の背景のひとつじゃないかと思う。
 (写真は昨年12月にウチで買った冷凍ギョウザ、地元産で35個入1000円)