TOKYO2020と福島原発について

 東京五輪招致おめでとうございます。国を挙げての目標ができたようなもの、不況にあえいでいる日本の元気を取り戻せるのではないでしょうか。
 ただ福島の人々にとっては複雑な気持ちでしょう。
首相は東京は安全だと保証したけど福島については何も言ってない。福島第一原発の汚染水対策について国が前面に立つというなら、まず福島の人々に「私が保証する」と言ってほしいですよね。「国が前面に立つ」…なんと軽いのでしょう。国費を使うから金にいとめつけずにやってくれ」ということでしょうか。けっして「オレがやる」じゃないんですよね。実を言うと私は、国よりもむしろ都が前に出るべきだとずっと思っていたのですがいかがでしょう。都は福島第一原発についてあまりに無関心すぎると思います。
 これから五輪関連の施設や交通網など建設が始まるのでしょうか。それであっても、まずは原発の処理を優先してほしいものです。現場で直接放射能と対峙しながら作業する人々の苦労は計り知れません。その作業は今後もずっと続きます。人は足りているのでしょうか。こんな危険な仕事をしようとする人がどれだけ現われるのでしょうか。現場の作業環境を改善しなきゃならないですよね。ロボット化とか、防護服の改良とか、そんなことしか思い浮かびませんが、あの福島第一原発の現場をこそ安心安全な魅力ある現場としなきゃ、事態の収拾はないのではないか、と思います。国にそれができるのでしょうか。


 駒畠では馬鈴薯の収穫の最盛期です。
でもウチは種用長芋のマルチはぎをしてました。普通は10月にやるんですが大きくなり過ぎる(太すぎる種って嫌われるのです)のを警戒して早めにやってくれ、とのJAからのお願いがありました。
長芋は野菜ですから市場価格が上下してそれによって自分たちの手取りも大きく変動するんです。十勝は野菜を作れ、と言ってる識者もいるようですが、それだけじゃ不安定でやってけません。