憂鬱な年の瀬

 今年はいつもと違う年の瀬となっている。あんなに元気に長芋掘りを手伝ってくれてた父が急に体調を崩し入院することとなった。何日も絶食して検査をしているので当人にとっては晦日正月どころではない。自分たちも毎日見舞いに行くが何の役にも立てなくてはがゆい。
 私の娘は札幌に住んでいる。その娘の4歳になる子供がひーじいちゃんである父にずいぶんとなついている。あまり会う機会もないけどよく覚えてくれている。そんなひ孫に会いたいと日頃から言ってたので、初めてiPad miniで「Face Time」というのをやってみた。

相手のスマホが対応してればすぐにつながる。おもしろ〜い。まるでテレビ電話、複数同士で顔を見ながら話ができるよ。
「ひな〜、顔見せれ〜、じいちゃんだぞ〜」
「じいちゃ〜ん。これプレゼントもらった」
「お〜、お人形さんかあ。だれにもらった?」
「サンタさん」「そうか、よかったなぁ」…なんて会話が続く。
少しは気晴らしになったかなあ。