ふたご座流星群…?

 流星群と言えば、2001年11月のしし座群を今でも思い出します。常に天空のどこかで星が流れ、空全体を明るく照らす火球が次々と現れました。まるで静かな花火大会のようでした。デジカメを手にしたばかりのころで、今でもそのページが残っています(こちら)。
 夕べ、流星の姿を撮れたのはそのしし座群以来の事でした。ふたご座群の極大期となる昨夜、東の空にミラーレス一眼DMC-GM1を向けます。インターパル撮影しながら、空を眺めているとひとつ、またひとつと星が流れるんです。そのたびに「あっ」と声が出てしまう。30分ほどの間で10個以上は見られたか、ほんとにしし座群以来の活発な流星群でしたね。写真には200枚ほどの中の数枚に写っていてその中の一枚がこれです。

 設定の失敗で暗くなった写真にもかかわらずここまで写るのは、かなり明るい火球ではなかったか、と想像できます。ただこれは放射点がふたご座の位置とは違うので、ふたご座流星群とは別の流星ではないかと思います。