たばこは止めよう

 今ではあたりまえのことではあるのだけど、こんな田舎ではまだまだ煙草を吸ってる人は多い。自分は肺気腫と医者に言われて13年前に止めた。それまではチェーンスモーカーと言えるぐらいの喫煙者だった。肺気腫というのは、肺胞の一部が壊れて肺の機能が衰えること。それをかかえたまま今まで生きてきた。
 昨年10月末の首の手術のすぐ後、血中酸素濃度の低下が続いた。普通の人より酸素吸入の管を外す時期が遅かったのである。この時初めて過去の喫煙を後悔したものだ。過去に煙草を吸っていなければ、一時は5本の線につながれていたのが4本で済んでいたのだ。どんな病気であっても喫煙の経験はまちがいなく闘病の邪魔になるということだ。
 そしてそれどころか…。今年になって受けた人間ドック、肺のレントゲン写真に異変があった(左)。全体に白っぽい。「10年前と比べて肺気腫が進んでますね。歳を取ってくるとこうなります。」と医者はいう。煙草は止めてたのに病気は進むのか。「これからは毎年レントゲン撮って必要なら気管支を広げる薬、あるいは酸素吸入と言うことになります。」……そう言われたときは言葉を失った。(右はCT画像、空洞が黒く写っている)

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 ここを見ている人でもし煙草を吸い続けている人がいたら聞いてほしいです。喫煙は歳を取ってから死期を早めます。闘病の邪魔になります。一刻も早く止めてください。肺を大事にしてください。65才からもらえる年金、少しでも長くもらい続けるために(笑)。