原生花園
十勝沿岸にある原生花園を巡ってきました。湧洞沼、長節湖、そしてトイトッキ海岸にはさまざまな植物が自生している一帯があります。人工的な花壇とは違ってひどく地味なのでわざわざ見に行く人も少ないです。でもよくよく見ると植物の種類の多さに、そして小さな花々の美しさに見入ってしまいます。また、草原にいる何種類もの夏鳥もさえずっているのを見ることができます。
それらを思い思いに撮ったのをスライドショーにしたのでご覧ください。
それにしても小鳥たちの撮影には600mmでは全くチカラ不足です。どうしたもんだか…。
名前のわからない野草が二つあります。直径1cmほどの青と黄色の花。単子葉類かイネ科のように線状の葉でした。左は白いスミレなんだけど、図鑑にはどれも花に紫の筋があるのにこれは真っ白。これ一輪だけだったのでこの写真以外に手がかりがありません。
◎ 追伸 :わかりました。上の紫の花はニワゼキショウという帰化植物でした。北アメリカ原産で野生化した物のようです。小さいけどきれいでしたね。
また、白いスミレは固有種「トヨコロスミレ」だと言うことがわかりました。シロスミレの純白種です。北海道太平洋沿岸だけに見られるらしいので希少なものではないでしょうか。