ツーショット
予告されてた木星と土星の大接近、昨日と今日、ベランダから撮ってみました。道具を紹介します。三脚に設置したkowaのフィールドスコープTSN-604ED、鳥見用の古~い望遠鏡です。これに30倍のアイピースをつけます。さらに、TSN-DA1というアダプターを介して42.5mmF1.7のレンズのついたミラーレス一眼panasonicのDMC-GM1Kを取り付けました。これだけでかなりお金はかかってます^^;;。
まず肉眼でアイピースを覗いてフィールドスコープのピントを合わせます。次にデジカメをセットしてMFで背面液晶を見ながらレンズのピントリングを回してデジカメのピントを合わせます。MモードにしてISO3200か6400、F1.7、でシャッタースピードを変えながら、10秒タイマーでシャッターを切ります。惑星はゆっくり左から右へ逃げていくので雲台をいじって視野に入れ続けなければなりません。
そうやって撮った一枚です。土星の輪がはっきりしてるのは少なくて、これが精一杯でした。望遠鏡を覗くときれいに見えたんですけどね。木星の衛星もよく見えましたよ。大気の揺らぎが大きかったように思います。
同じ倍率で撮った月です(これは昨日の)。2000mmぐらいでしょうか。月の直径よりも近づいていることがわかります。右はGM1K換算85mm相当の画角です。明るい星がふたつひっついて輝いているのが尋常でなく不思議な光景でしたね。
せっかくめったにない現象に会うのだから、しっかり写真にとどめたいと思うんだけど、まだまだですね~。