ひとくぎり

 「おれ、今いくつだっけ?、七か?、今度八か??」「何言ってのさ。今度六十七だよ。」
数日前におっかあとこういう会話をしました。数字が大きくなってくると訳わからなくなっちゃうもんですね。それにしても、七と八とは大違いです。言葉の響きというか数字のイメージというか、六十五よりちょっと上、と、もうすぐ七十、の違い……壮年と老人の境目なのかも知れない。いんや、とっくに老人だってば、…(乾いた笑)

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 私の誕生日だった今日、私よりちょっと上だけどまだまだ現役だった農家仲間の一人が亡くなりました。昔からいろいろと世話になった人でした。地域の活動のリーダーであり、時には個人的にアドバイスもらったりしてました。同世代の者にとってはほんとに寂しくなります。
 担い手が世代交代していく、…こうして駒畠の時代も少しずつ移っていくんだなぁ、と実感しています。自分もこの歳ではあるけれど、駒畠の百姓魂(?)をうまく後生に引き継いで行きたいもんです。

 表紙は今朝の小麦畑。止め葉期にさしかかったところです。