小麦のこと

 参政党の街頭演説で何度も言及されている事柄のひとつに、パンやパスタやラーメンなどの小麦を食べないで米を食べましょう、と言うのがあります。
 リーダーの一人、医師の吉野敏明氏が言います。「戦後の日本の医療費の異常な増加は、食の変化によってもたらされている。小麦の90%は輸入でポストハーベスト等薬剤処理されたものが使われている。含まれているグルテンには中毒性が有り、主食として摂取しがちとなり、よって増え続けるガンや成人病の原因となっている。」というんです。
 米を主食とすることで、医療費を半分にできるし、食糧自給率も上げられる。…あー、なーるほどと思いました。嗜好を越えて食生活を変えるのは非常に難しいとは思うんだけど、特に今病気がちの人、そして健康な人もそういう理屈もあると言うことを意識しておくことは必要じゃないかと思います。

 

 ウチの小麦畑。十勝産の小麦は、小麦粉になり、うどんだったり、パンになったりします。今の時期も10日に一度防除をします。穂が出てからの防除はやりたくないのだけれど病気が出ちゃうからね~。
 右は今日のビート畑。吉野さんは砂糖についても食べないよう勧めています。過剰に採れば健康を阻害するものですもんね。広い十勝の農地、もっと有益な作物を作りたい、…いや、作るべきじゃないでしょうか。

 表紙は長芋畑。国内消費は主に小さめの800gぐらいまで。それより大きいものは海外向けです。昨年から大きくなる品種「とかち太郎」に変更になりました。ターゲットは国内より海外なんですよね。これじゃ自給率上がるわけないですね。